年始から19日経ってしまいましたが…笑
明けましておめでとうございます。
今年もスタッフ一同宜しくお願い致します。
今回は超音波の機械をご紹介させていただきます!
超音波とは人間の耳では聞こえないほど高い周波数(20kHz以上)で振動する音波と定義されています。
この超音波の機械的振動を生体に照射して、治療効果を上げるのが超音波療法です。
超音波を照射すると、その機械的振動によって生体組織が加温され、生体内にある数μmの微小な気泡が圧縮と拡張を繰り返し、細胞膜を適度に刺激して細胞を活性化させます。
・温熱効果
超音波治療器を連続出力(100%)で使用すると、生体内での機械的振動が熱エネルギーに変換されます。
特に、関節での温度上昇は超短波やマイクロ波よりも大きいとされています。
この温熱効果で以下のような治療効果が期待できます。
- 血流の改善・増大
- 疼痛の緩和
超音波治療器をパルス出力(5~50%)で使用すると、生体内の機械的振動によって以下のような効果が期待できます。
パルス出力では熱の発生が抑えられるため、連続出力よりも高い強度で治療できます。
・超音波放射を目で確認できるイルミネーション
超音波治療は低周波治療などに比べて体感が少なく、プローブヘッドと生体の接触状態が不正確になると十分な治療効果が得られないため、正しく治療できているかどうかが分かりにくいという欠点がありました。
イルミネーションは接触状態を表示し、超音波の放射が適切に行われているかどうかを視覚的に判断できます。
リハビリ助手 松戸