打撲とは
打撲とは、転倒や衝突によって身体の一部に強い衝撃を受けることによって、筋肉や皮下組織を損傷する疾患のことです。特徴として、患部の周辺に内出血が見られることが挙げられます。軽く考えがちですが、場合によっては骨折などの大きな疾患が隠れている恐れもあるため、注意が必要です。
打撲の症状
患部で皮下出血が起こっている場合、熱を持つことや腫れて皮膚が青紫色に変わることが多いです。患部の痛みは打撲の直後よりもしばらく時間がたってからあらわれるという特徴があります。
軽い打撲であれば1~2週間程度で腫れや痛みといった症状は引きますが、長引く場合は骨折の疑いがあるため、なるべく早めに医師の診察を受けることをおすすめします。
打撲の原因
打撲の原因として多いのは以下の3つです。
接触や衝突
ヒトやモノに衝突した際に打撲をすることがあります。特に、ラグビーやアメリカンフットボール、格闘技などのスポーツは打撲のリスクが高いため、注意してください。
転倒
歩行やランニング中の転倒によって、地面や物に身体をぶつけて打撲をすることがあります。
落下
高いところからの落下によって打撲をすることがあります。打撲だけでなくより大きな怪我を負ってしまい。場合によっては命に関わることもあるため、注意してください。