急性腰痛症(ぎっくり腰)

急性腰痛症とは

ぎっくり腰急性腰痛症(ぎっくり腰)とは、前かがみの姿勢や前かがみで物を持った際に、腰に突然激しい痛みが生じることを言います。この場合、レントゲン撮影でも明確な異常が見つからない事が多く、神経痛や麻痺症状は伴わない事が特徴です。急性腰痛症は明確な原因が特定されていないですが、一般的には比較的短期間で自然治癒していきます。

急性腰痛症の症状

主な症状としては、くしゃみや咳などをすると急な動作を行った際に腰に激しい痛みあらわれます。時間が経っても痛みが治まらない、足が痺れるなどの症状がみられる場合には、腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経障害などの疾患が疑われますので、いつもの腰痛だと思い、様子を見るのではなく一度検査を行うことをお勧めいたします。

検査・診断

MRIまずは医師が診察を行い、痛みがいつから起こっているか、痛む場所、どのような動作で痛むかなどをお伺いいたします。そして、レントゲン撮影やMRI検査を行い、骨の形、骨と骨の間隔、骨折の有無などを確認していきます。他の疾患や怪我との鑑別に気を付けて診断を行います。

当院の治療

コルセット痛みが強い場合は、コルセットなどの装具をつけていただき腰を安静な状態に保っていただきます。
その他、湿布や内服薬による治療も行い、経過観察を実施します。

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